ダンボール・パーソナルスペース

2020/10/20

今回は都市にあるvoidに対して新たな捉え方を身につけ、パーソナルスペースの範囲の体験をしてみました。


家族などの親しい人の顔が近づいたときと知らない人の顔が近づいてきたときで感じ方が違ったり、河川敷に座るカップル同士の距離が一定にたもたれるなど、人は心理的な距離感覚であるパーソナルスペースをそれぞれ持っています。今回はこのパーソナルスペースを、段ボールを使って作り出そうという「遊び」です。


まずはパーソナルスペースをつくりだせそうな都市の余白=Voidを探すところからスタート。「この隙間はいいんじゃない」「本が読みたくなるような空間を見つけよう」「誰かと対話できそうなところはないかな」などなどそれぞれの求める都市のパーソナルスペースを求めて街を彷徨います。


そうすると普段とくに気にしていなかった建物の間の隙間や自動販売機の裏が魅力的な場所に見えてきます。段ボールも床に敷くだけでなく、覆いにしたり、囲いにするなどいろいろな方法で居心地の良さを探ります。


みんなの感想は、「いろいろなお店がある渋谷には、あまりVoidはないと思っていたけど、探してみるとたくさんあったのが発見だった」「僕たちがその場所の見方やあり方を変えることができる可能性を持った空間がVoidで、そこが豊かになれば街全体もさらに居心地がよくなりそう」などなど。


誰のものでもない空間に自分の居場所を生み出す。自ら探してつくり出したことで、街がより身近になり、自分が惹かれる環境を言語化して認識したりすることにもつながります。街に自分だけの居場所を見つける/つくる「遊び」、ぜひお試しください。