地形おに

2020/12/30

“遊び”という身体的なコミュニケーションを使って、どうやって主体的・創造的に都市に関わっていくかをゲーム方式で考えます。


ゲームの名前は「地形おに」。「高おに」の坂道バージョンのようなもので、渋谷の谷型の地形がうむ坂道の多さを活かした鬼ごっこです。山登りやハイキングなどで使用されるアプリ「YAMAP」を使用し、位置情報と移動距離に加えて標高を記録しながらゲームを行います。


「坂を上ることは禁止である(鬼を除く)」という絶対ルールの下、決められたエリアの中で行いました。5分おきに鬼を含む全員の位置情報が共有されるため、逃げるのも捕まえるのも難しく白熱した展開になりました。逃げる人は「1分間だけ坂を上ってよい」という特別ルールを、いつ・どこで・どの方向に使うかが勝敗を分けたように思います。ルールそのものも参加者同士の話し合いの中で改変され、完成度が高まっていきました。


街のちょっとした地形を意識し、そこから街の成り立ちを理解する。現在地と目的地を同一平面上で認識する地図アプリの位置情報や、経路通りの移動にはない、立体的な街のおもしろさを感じることのできるPLAYでした。


次回からは、参加者自らが遊びをつくり出すフェースに入っていきます。都市を主体的に面白がり、よりクリエイティブな関わりを目指します。答えのない問いかけに対し、各々が能動的に都市へ関わっていけば新たな発見やよりおもしろい遊びを生み出していけるはずです。