現代都市物件採集

2020/11/03

人々の生活にはその街の姿が現れている。今回は、街を構成する要素を主観的に一つに絞って街を面白がることで、なんでもない日常から何かを発見できないだろうか?そんな発見を目指した授業です。


まず、人々の暮らしの中に現れる瞬間的なものに迫る「考現学」や、登った先になにもない階段やどこにも通じていない階段など、元々の機能が使われていないのに形だけが残されている「トマソン」など、暮らしや痕跡から生み出される都市のリアルな姿について学びます。


その後、グループに分かれ、さっそく街へ繰り出し、街の中の気になるところやおもしろいと感じた要素をカメラで採集していきます。テーマを決めて街を見ることで、徐々にものを見る解像度が上がり、気づけていなかった小さな差異や気づきを得ることができるようになります。さて、みんな何を採集してきたのかな。


最後に集めてきた写真をまとめたZineをつくります。採集したもののテーマに合わせて、デザインにも工夫を凝らします。同じ渋谷の街を歩いたにもかかわらず、異なった着眼点で採集された物件がつまった、個性的なZINEが完成しました。都市の多様性には、さらに街を楽しむ可能性があることを再認識できました。